ちょっと『おじゃましまぁ〜す』 〜安中の漬物名人〜

(2016年1月12日 トミーサト)

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 昨年末の某日、安中市高別当在住の主婦・有坂さん宅にて、たくあん漬けの見学をさせていただきました。お宅にうかがうと、庭に準備した干し大根が山積みになってます。100本ぐらいかな? まずは、混合ぬかを作ります。材料は…さすが名人! これ、全て目分量です。
○米ぬか 
○塩 
○砂糖 
○うま味調味料
○炭酸カルシウム等が配合された市販の漬け物の素(たくあん漬け用) 
○鷹の爪 
○柿の皮(干したもの)
○ナスの葉
 上記のものなどを入れますが、有坂さんは「長年のカンと目分量で、自分流に漬け込む」と言います。
 さて、いよいよ漬けていきます。樽を用意して、底に混合ぬかを敷き詰め、干し大根をすきまなく並べます。それを交互に積み重ね、最後に大根葉を『ふた』をするようにのせ、その上から押しぶた。重石を乗せておいて、2ケ月ほど。水が上がって、食べごろになるそうです。
 ポイントは、長く保存するために塩を多めにすること。有坂さんいわく、「ナスの葉を入れることによって、味がよくなる」のだそう。漬物小屋には,ほかにもいろいろな漬物がたくさんあります。作業終了後、古漬けのたくあんを頂きました。昔ながらの味で、とてもおいしい!! お茶請けに最高ですね。有坂さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

取材・文 : ボランティア・サポーター トミーサト

干しただいこんが、たくさん!

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