仕事への想いを聞く 〜自動車の板金塗装〜

(2015年5月1日 ふみふみ)

 国道18号線を高崎方面へ進み、高別当交差点を過ぎた高別当歩道橋近くに「板金塗装 中沢自動車」があります。創業は1973年。父親の跡を継いだ二代目・社長に「仕事に対する思い」を聞きました。
 交通事故などで車が損傷すると、板金塗装を施して修復します。事故車は、後方からの衝突が多いそう。お客さまには車の損傷をどのように直すかしっかり説明し、いくつかの直し方の提案をして希望に近づけます。「修復以前のようになることはない」ということも、合わせて説明するといいます。修復道具が万全にそろっていても、最後は目・手などの感触で仕上げる板金塗装。この仕事は、目に見える仕事ですから、信用が大切だとか。
 昨年は大雪のため車の損傷が多く、非常に忙しい時期がありました。この時、自分を試してみようと考えて、「休まず仕事をやってみる。自分の限界に挑戦しょう」とチャレンジしたそうです。その時、1人で仕事をやっていく限界を自覚した社長。「仕事を自分で調整できることは、面白いことかなぁ」とも感じたそう。
 「なぜこの仕事を選んだのか」について聞くと、「車が好きだから」との返事が。「これまでの経験を生かし、損傷修復のいくつかの提案をして、お客様に満足してもらえるように仕事をしていきたい」と語ります。「車のどこが好きなのか」とたずねると、「何で好きなのか分からないけと、車が好き・・・」と。
 好きなことを仕事にして、自営業。主に1人でやっている。経営上いろいろな課題があると思うが、方針決断は社長が決めるのだそう。

取材 :ボランティアサポーター・ふみふみ

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