安中で活躍する三味線奏者
(2015年5月8日 トミーサト)
5月4日、安中市在住の三味線奏者、上原梅弦さんの演奏を聞きに、「地球屋榛名」(榛東村上野原)で開催されたイベントを訪ねました。イベントでは、フリーマーケットや音楽、舞踊などが行われ、にぎわいを見せていました。音楽は、津軽三味線による「津軽あいや節」、尺八による「コンドルが飛んでいく」、相馬盆歌の演奏に合わせての踊りなどを披露。上原梅弦さんも出演し、力強い見事なバチさばきと美しい三味線の音色で、会場に集まった人々を魅了しました。
上原さんに三味線に出会った時のお話をうかがいました。弦楽器とのふれ合いは、エレキギターからだとか。大学生時代のサークルで、三味線の美しい音色に魅力を感じて弾き始め、演奏活動をするようになったといいます。その後、地元群馬に帰って来てから、師匠となる松本梅頌さんの演奏の素晴らしさに感銘を受けて同氏に入門。現在では、三味線教室で教えたり、イベントに出掛けて演奏活動をしているそう。今年は、海外での活動も予定しているといいますから、今後が楽しみです。
取材 : ボランティア・サポーター トミーサト