寄せ植え体験教室が開催されました
安中市、富岡市を会場に、来年4月22日(土)から5月21日(日)(予定)までの約1か月間、「花と緑のぐんまづくり2017 in 富岡・安中 〜ふるさとキラキラフェスティバル〜 」が開催されます。その事業の一環として、11月20日、2回目の「寄せ植え体験教室」が、碓氷峠 くつろぎの郷(安中市松井田町坂本)で行われました。
花の駅 美野原(吾妻郡中之条町大字折田)の駅長を務める福田具可(ふくだともよし)さんを講師に迎えて行われた同教室には、64人が参加しました。寄せ植えに関する講師の説明が終了した後、参加者が実際に寄せ植えを体験。円形のボールプランターに培養土を入れ、赤、紫、ローズなどのビオラを7株選んで、バランスよく植えていきました。
紅葉の下、親子、友人、夫婦などが、それぞれ好みのビオラの色を選んで、植え込む・・・。講師の福田さんは、参加者に対して培養土の量、水のやり方などをアドバイスし、「特に、気温が低い時は注意が必要。咲き終わった花の花摘みも大事」と注意を促します。
中には、冗談で「寒い時は、お湯を上げてもいいですか」と聞く参加者の声に、「いけません。寒いからと言って、お湯をあげては絶対いけません」「元気に育てるには、過保護にしては、いい花は咲きません」と、福田さん。そんな和気あいあいとしたやり取りも見られました。簡単な作業のため、誰でも楽しめるビオラの寄せ植え。「帰ったら、水をたっぷり上げてください。土が沈むようだったら、土を加えてください」と、ていねいに指導、助言をしていました。
体験教室を楽しんでいる参加者の声を聞いてみました。「植える時、中央が目立つようにしました」「黄色や紫が好きだから、色をそろえてみました」「玄関に飾りたい」「花が大好きです」「友だちに誘われてきました」など、いろいろな声が届きました。ビオラの花は香りも良く、寒さにも強い多年草。花言葉は「誠実」「信頼」などだそう。
厳しい寒さに向って、ビオラの花が元気に、育っていくようにと思いました。