サイフォンで淹れる至福の一杯 〜坂本宿 マロンカフェ〜

(2015年1月23日 お使い アリさん)

 軽井沢方面へと向かう国道18号線旧道沿い。中山道・坂本宿の面影を残す地域の中ほどに佇む、昭和初期の古民家がマロンカフェです。この一帯には「米屋」「かぎや」などの屋号を掲げた家々が連なりますが、同店も「港屋」の屋号を持っています。引き戸を開けて入る店内は、昭和レトロの雰囲気が漂う『茶の間』。おばぁちゃんの家に遊びに来たかのような、どこか懐かしい気持ちがわき起こります。
 同店の店長は、推定8〜9歳という柴犬のマロンくん。とても優しい『人柄(犬柄?!)』で、店主のひでこさんが病気の時、心配してずっと寄り添っていたそうです。その愛情深さに感動したひでこさん、平成24年に開店したカフェの名前を“マロン”カフェにしたといいます。また、マロンくんのほかにも、接待係のニャンコ「はなちゃん」やワンコの「しずくちゃん」がいたりして・・・。動物嫌いの方には、おすすめできないカフェかもしれません。
 店主のひでこさんは「自然に恵まれたこの場所で、コーヒーを飲みながらゆったりと寛いでほしい」と話します。ひでこさんの気持ちが表われる、サイフォンで抽出した香り高いコーヒーは格別の味わい。「ゆっくりと流れる時間」というごちそうが楽しめるのも、マロンカフェのいいところ・・・です。

住所 安中市松井田町坂本179
営業時間 AM11:00~日没まで
定休日 不定休
アクセス JR横川駅から車で10分
URL http://www13.plala.or.jp/maroncafe/index.html

外観

マロン店長2

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コーヒーアップ

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