?「町のケーキ屋さん」はメルヘンチック? ~ヌーベル三浦〜

(2016年5月25日 伊藤 麗香)

 毎日多くの車が行き交う県道214号線。この沿道から少し奥まった場所にあるのが「ヌーベル三浦」です。昔から地域に親しまれている「町のケーキ屋さん」は、現在の店主が2代目だそう。以前の店舗から拠点を移し、一新された店構えは、まるでおとぎの世界に迷いこんでしまったかのようなかわいらしい雰囲気です。

まるでメルヘンの世界!

まるでメルヘンの世界!

 緑に囲まれた入り口から店内に入ると、あますところなく並べられたケーキが目に飛び込んできます。「家族みんながこのお店の大ファン!」という店員さんに、このショーケースの中で一番のおすすめを尋ねてみました。すると……。

 「一番ですか?! 難しいですね。どれも本当においしくて、それぞれ人気があるんですよ」とのこと。「どのケーキにも、ずっと定着した固定客がいるんです。『これ!』と決めたら、それだけ買って行かれるお客様も多いですね」。

 地元の方々にこの店の評判を尋ねたところ、確かに「あそこならロールケーキがおいしいわよ」、「やっぱりシュークリームよ」と、その回答は確かにさまざまでした。ほかにもドーナツやスフレなど、豊富なメニューも魅力の一つであることは間違いないようです。

 店内をぐるりと見渡すと、マドレーヌやサブレなどの焼き菓子も。中でも、最も多くの種類を占めているのがクッキー。店主の三浦さんいわく、「実は一番の主力商品はクッキー」なんだとか。プレーンやココアをはじめ、季節限定のフーレーバーなど、目移りしてしまうほどたくさんの種類が並べられています。

 「シンプルなものほど、職人の腕が問われるもの。『たかがクッキー』という人もいますが、そんな人にこそ、これを食べて『されどクッキー』と言ってもらいたい」。やはり固定客がいるクッキーは、もともとはお土産などのギフトとしても人気が高い一品。また、特定の人物の似顔絵や動物のイラストに文章を添えた「メッセージクッキー」は慶事の時などに贈れば、喜ばれること請け合いです(※要予約)。

 店内にはイートインスペースが設けられているほか、すぐ外にはオープンテラスも。初夏の風を感じながら、ここでお気に入りのスイーツを見つけてみるのもいいかも!

sweets factory ヌーベル三浦
〒379-0129 群馬県 安中市下磯部 168-4
JR信越線磯部駅より徒歩約30分
027-385-7056
営業時間 9:30~19:30
定休日 月曜(祝祭日の場合翌日)
http://www.at-ml.jp/70054/

おいしいケーキは見た目もかわいい♪

おいしいケーキは見た目もかわいい♪

おしゃれなオープンテラス

おしゃれなオープンテラス

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