碓氷峠の力餅 「玉屋ドライブイン」
(2015年2月3日 トミーサト)
国道18号線旧道、碓氷峠の登り口に、玉屋ドライブインがあります。創業から250余年、名物「元祖力餅」を製造販売している店主のせつこさんに、昔のお話をうかがいました。碓氷峠には、江戸時代まで歴史をさかのぼることができる名物「力餅」があります。難所の峠越えをする旅人に力をつけてもらうために、茶屋で出したのが始まりだそう。古い歴史を持ち、その手づくりの製法による『ふる里の味』は、今日も変わらず守り続けられています。
「当店は、刎石山四軒茶屋より、明治26年3月、横川、軽井沢間に鉄道が開通し、熊ノ平駅で力餅の駅売りをしておりました。昭和38年にアブト式鉄道が廃止され、熊ノ平駅も廃止となったため、当地坂本に移り現在に至っております」と・・・。今では他県のお客様が大勢訪れてくれるそうです。お話をお聞きした後に、お茶と力餅を、ふみふみさんと一緒にごちそうになりました。とても品の良い甘さのあんこで、おいしく頂きました。せつこさん、ありがとうございました。
取材/ボランティアサポーター・トミーサト