上野尻の愛宕神社

(2015年4月5日 ふみふみ)

 旧中山道の上野尻(かみのじり)にある愛宕神社は火防守護の神として信仰されています。いつの時代でも火事は一番心配な事ですね。祭典日は鎮火祭、春祭、夏祭、秋祭、除夜祭のように年5回あります。祭典日にはのぼり旗が立てられ、祭典日に雨が降ると火伏の神であるため、かえって喜ばれたりもしています。

 愛宕神社の夏祭りは、旧中山道に露店が立ち並び、金魚すくい、かき氷、焼きまんじゅう、抽選くじ引きなどが賑やかに行われて、大勢の人が集まり、浴衣姿も目立ちます。
 明治の神社合併の際に、熊野神社に合祀しょうとしましたが、愛宕神社は火の神、熊野神社の末社諏訪神社は水の神であるから宜しくないということで合併しなかったという話も伝わっています。

取材 : ボランティアサポーター・ふみふみ

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