ディンプルアート 作品展 〜しののめ信金安中支店〜
(2015年1月23日 ふみふみ)
ぬり絵感覚で「ディンプルアート」を楽しむ
しののめ信用金庫安中支店(安中市安中)ロビーで、「ディンプルアート」の作品展が2月27日(金)まで開催されています。ディンプルアートは、自動車のフロントガラスに使用されている中間膜の廃材をリサイクルした特殊な絵の具で 描く絵画。 下絵に筆を使わず、先の細いスポイト絵の具で少しずつ押し出しながら色付けしていくと、 自然な凸凹が作品に深みを与え、ステンドグラスのようなアート作品ができ上がります。
色鮮やかなユリ、ダリアなどの花をモチーフにしたもの、クワガタなどの昆虫を描いた子どもたちの作品など、数多くの展示作品は見応えのあるものばかり。時計、グラス、懐中電灯、扇子などにディンプルアートされたものもあり、一段とおしゃれな日用品に変身します。また、部屋の中にもディンプルアートを利用すると、明るい気持ちになるかもしれませんね。
ディンプルアートのインストラクター浦野護(うらの まもる)さんは、生徒さんにマンツーマンで指導しています。「一度に大勢の人を指導するのは、一人ひとりに十分目が行き届かず、ていねいな描き方を教えていくことができない」と言います。「初心者には2~3時間で仕上げる作品を勧め、アートの楽しさを感じてもらえるようにしています」とも・・・。
私もディンプルアートを体験してみました。下絵はバラです。色は濃い赤、薄い赤、濃い緑と薄い緑、透明色の5色。バラの花びらの赤は濃い色から薄い色、その次に透明色をスポイト絵の具を用いて細い線で塗り、針金のような細い棒で混ぜ合わせるような感覚で描きます。バラの葉も同様にして塗ります。乾くと凸凹ができ、素敵なバラの作品が出来上がりました。集中して、ぬり絵感覚でディンプルアートを楽しみました。