この野菜、なぁ〜んだ?  〜今が旬?! 安中産のロマネスコ〜

(2015年12月7日 ふみふみ)
この野菜、見たことありますか?

この野菜、見たことありますか?

〜小俣野菜クラブが栽培する「ロマネスコ」〜

 定年退職した約10人のメンバーで「野菜づくり」を行う小俣(おまた)野菜クラブ。農協・県農業改良普及センターの協力指導により、ズッキニー、ニンニク、ネギなど、いろいろな野菜を作っており、農協・商工会などとも連携しながら活動を続けています。生産された野菜は、市内の直売場、市場へ出荷。中でも、今、旬を迎えているのが、ブロッコリーの味わいとカリフラワーの食感を兼ね備えた「ロマネスコ」です。この地域では「安中ロマン」というブランド名でも知られる、ちょっと変わった野菜…。皆さん、ご存知だったでしょうか?

 小俣野菜クラブのメンバーのNさんがロマネスコを作っていることを、11月下旬に開かれた安中市産業祭の時に知り、早速、Nさんの畑を訪ねました。同市下後閑にある面積約2000㎡の畑…、山間の日当たりのいい場所です。そこにはロマネスコ約600本をはじめ、ブロッコリー、ネギが植えてありました。

 ロマネスコの苗植えは暑い8月初旬なので、手入れがたいへん難しいそうです。また、害虫、イノシシ、タヌキなどの被害にも、頭を悩ませるそう。収穫、出荷する時には、大きさや形をそろえるなど、多くの手間がかかります。出荷時期は11月25日~12月15日ごろで、東京、長野などにも出荷。このロマネスコ、独特なフォルムや味わいから、イタリア・フランス料理にも使われ、近年、人気が高まっていると聞きます。「Nさんたちが丹誠込めて栽培している『安中のロマネスコ』が、もっと身近な食材になるといいなぁ」と思い、取材を終えました。

 〜高崎エリアの方に朗報! 安中のロマネスコを味わえるチャンス?! 〜

 12月13日(日)10:00~15:00、高崎市高松町の「もてなし広場」で開催される「第4回商工会青年部グルメグランプリ G☆STAR☆FOODS」に、安中市商工会青年部が出店します。メニューは「ロマネスコのポトフ」。ぜひ、安中のロマネスコを味わってください。

取材 : ボランティアサポーター・ふみふみ

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