明日25日まで開催「ちくちく展」〜羊からのおくりもの〜
(2016年1月24日 トミーサト)
羊毛を専用の針で“ちくちく“刺して仕上げていく「羊毛フェルト手芸」。安中市原市の碓氷川熱帯植物園(碓氷川クリーンセンターに隣接)で開催されている「ちくちく展」を見に行って来ました。同展では、市内在住の金井留美講師と、その生徒ら32人による羊毛作品約120点を展示。明日1月25日(月)まで開催されています。
作品を一つひとつ見る中で目に留まったのは、ロールケーキ。「これ、本物みたい~。おいしそう! 」と思えるほどの仕上がりです。また、絵本の場面を再現した「かいじゅうたちのいるところ」は、いまにも動き出しそうな『かいじゅう』たちの表情がリアル。
講師の金井さんに、このかいじゅうの手足と目の部分に、どんな工夫をしているのか聞いてみると「手足の芯は、ワイヤーに羊毛をまきつけて動きを表現。目の部分はガラスなどは使わず、温かみを大切にしている」と話してくれました。これらの作品を見ているだけで癒されそうですね。また、この作品は市内で読み聞かせの活動をしてる方々に、貸し出しもしているそう。子供たちのよろこぶ顔が、目に浮かびます。
取材・文 : ボランティアサポーター トミーサト
【碓氷川熱帯植物園】
開演時間 午前9時30分〜午後4時30分
休園日 火曜日(祝日は開園し翌日休園)