秋間梅林収穫祭で「梅ジュース作り体験」?
6月25日の日曜日。安中市合併10周年記念事業「秋間梅林収穫祭」が、市営第2休憩所で開催されました。イベントでは、秋間の梅を使った「梅ジュース作り体験」を中心に、音楽演奏や焼きもち、いも煮などによる“おもてなし”も。約50人の参加者が、体験イベントを通して秋間の梅に親しみました。
安中総合学園高校の福田先生の指導により「梅ジュース作り」がスタート。テーブルごとに、梅、氷砂糖、焼酎、梅割り器、計量カップ、竹串、梅ジュースを入れる容器などが用意されています。作り方は、とてもシンプルです。梅割り器で割った梅を容器に入れ、その上に氷砂糖。それを交互に繰り返し、最後に焼酎を注いで、ふたを閉めてよく振ります。仕込んだ後は、1日1回、よく振るとよいとのこと。「おいしい梅ジュースになりますように」と、願いを込めると、よりおいしい味が出るかも?! です。
参加した方に「梅ジュース作りで、楽しかったことは?」と尋ねてみました。
「梅割り器を使って梅を割ったのが、面白かった」「力いっぱい梅割り器を押したので、梅がつぶれてしまった。でも、何回かやっているうちに、上手になった」といった声が。「梅ジュースができたら、誰と一緒に飲みたい?」と聞くと、「おにぃちゃんと」「家族と一緒に飲みたい」などの答えが返ってきました。「梅酒はよく作っており、梅醤油も作ったことがあります」「保育園で作ったよ。でも、お砂糖が違ってたよ」など、さまざまな感想を聞くことができました。
また、この収穫祭を主催した秋間梅林観光協会の砂岡(いさおか)恵子さんにも、お話しを聞いてみました。「なぜ、梅ジュース作りにしたのですか」との問いに、「ほかにも梅を使ったものはありますが、簡単で、皆さんに楽しく作ってもらえると思ったからです」と砂岡さん。「いつも、梅ジュースは飲んでいます。おいしく、体にいいので…」とのこと。
体験後には、参加者全員で梅ジュース、やきもち、いも煮などに舌鼓。1kgの生梅のプレゼントもあり、収穫祭を満喫できた様子です。また、会場では、フォークソング、安中総合学園高校生徒による和太鼓などの演奏も披露され、野菜、花苗など配布販売もありました。
取材をさせていただき、秋間梅林の良さがもっと広く伝わるといいなぁと感じました。主催者の皆さん、準備段階からお疲れさまでした。
取材&文、写真 : みんなのサイト・サポーター ふみふみ