?撮影支援組織メンバーらがトッピング用「梅ソース」を試作?
安中市が設立を目指す撮影支援組織。映画やドラマなどの撮影を地域振興や観光振興へとつなげるこの試みについては、今月1日に第1回撮影支援組織設立検討委員会が開かれた。また、撮影による振興に携わる中心人材(コアメンバー)も、観光、地域振興に関わる団体から推薦を受けた人や公募によって集まった人で組織され、検討、準備を進めている。
今月25日、同市内の坂本公民館にコアメンバーらが集まり、ソフトクリームにトッピングする「梅ソース」の試作、試食を行った。これは撮影支援活動の一環とされる「食品開発」の第一歩。秋間の梅を使ってソフトクリームに後がけするソースを開発し、完成後は碓氷峠鉄道文化むら(同市松井田町横川)での試験販売を予定している。
25日当日は、コアメンバー、秋間梅林観光協会の女性を中心に9人が集まり、秋間産の完熟梅や青梅を使って4タイプのソースを試作。「ソースの甘さや粘度をどのくらいにするか」「色合いはどうか」「ソフトクリームとの味の相性は ? 」など、和気あいあいと試作、試食を繰り返した。できあがった試作品は、鉄道文化むらの軽食コーナーで販売するソフトクリームにかけて実食。4種のソースを試食する中、「さらに、これをトッピングしてもイイかも」と作った「刻んだ砂糖漬け青梅」をかけるなど検討を重ねた。
参加したメンバーからは「完熟梅のアプリコットのような色合いは、青梅のイメージと異なり、話題性があるのでは ? 」「ソフトクリームのクリーミーな甘さに、さっぱりした酸味の梅ソースが加わって食べやすい。夏にぴったりかも」などの声が。今後は、秋間梅林観光協会、碓氷峠鉄道文化むらなどの協力で、8月中の試験販売に結びつける。
※撮影支援組織についての問い合わせは同市観光課へ
http://www.city.annaka.gunma.jp/kanko_gyouji/satsueisien_setsuritsu.html