ミッキーマウスノキ!? ~?碓氷川熱帯植物園?再び〜

(2016年4月20日 伊藤 麗香)

 寒の戻りも落ち着きをみせ、うららかな日が続いている今日この頃。のどかな陽気に誘われて、「碓氷川熱帯植物園」におじゃましてきました。

 「あんなか・みんなのサイト」では、すでにトミーサトさんが訪ねているこの場所。園内に入ると……おおっ、確かに、ほのかに暖かいヽ(*’0’*)ツ この日の最高気温は18.0度。こんなに春めいた日でさえ気持ちよく感じるのだから、もしやもっと寒い季節には「暖房代わり」としても重宝するのでは!?

 「当園には、ご近所にお住まいの方をはじめ、デイ・ケア施設の利用者など、さまざまな方がおみえになります。確かに、先ごろまでは『暖かくて過ごしやすい』というお声もよくいただいていましたね」。

 そう話してくださったのは、同園の職員さん。隣接する「碓氷川クリーンセンター」の余熱を利用していることから、年間を通して20度前後の快適な気温を保ち続けている温室。とはいえ、アピールポイントは気温だけに留まりません。

おしゃれな雰囲気の温室。なんだか映画に出てきそう♪

おしゃれな雰囲気の温室。なんだか 映画に出てきそう♪

 

 ゴミ処理施設の余熱を利用しているこの植物園では、ゴミ処理の現状など環境問題についての『学習の場』としての側面も。くつろぎの空間であるギャラリーでは軽食の持ち込みが可能なほか、写真撮影は温室内でも「どんどんしてください!」とのこと。これは、来る大型連休に家族連れで楽しめること間違いなし☆ 折角なので、先程の職員さんに同園の見どころをうかがいました。

 「温室という特性上、いつお越しいただいても、見どころがあるのが強みです。これからの季節なら、バナナがおすすめ。年間を通して花を咲かせ、実をつける植物ですが、なかなか木になっているところは見られないですよね。ここでは、私たちの食生活の中で目にする機会の多い果実や、普段見ることのできない珍しい植物が育てられているんですよ」。

 およそ一年前のトミーサトさんの記事で「約70種450本」と書いてある植物の種類は、現在は90~100種ほど。温室内には、およそ600本が植えられているとのこと。また、碓氷川熱帯植物園を含むクリーンセンターの敷地内の屋外で見られる植物はすべて野生種で、ほぼ手つかずのままなのだというのもビックリ。

 お子さんたちが楽しめる展示については、例年「ミッキーマウスノキ」に人気が集まるそう。「どんな木なの!?」って木になった、もとい気になったアナタ! 今年は「碓氷川熱帯植物園」が、あなたをお待ちしています!

取材・文 : ボランティアサポーター・伊藤麗香

 

素敵な遊歩道とかわいらしい人工池(?)がポイント☆

素敵な遊歩道とかわいらしい人工池(?)がポイント☆

「ミッキーマウスノキ」の正体は……実際に足をお運びの上お確かめください!

「ミッキーマウスノキ」の正体は……実際に足をお運びの上お確かめください!

 
【名  称】碓氷川クリーンセンター(碓氷川熱帯植物園)
【住  所】群馬県安中市原市65
【開園時間】午前9時30分~午後4時30分
【休園日 】火曜日(ただし祝日の場合は翌日休み)、 年末年始(12月28日~1月4日)
【入園料 】無料

【広告】