旧碓氷郡役所で「パッチワーク・キルト展」? 今月13日(日)まで
(2016年3月11日 トミーサト)
多色の布片を縫い合わせ、美しい柄を表現する手芸、パッチワーク。色とりどりの作品が一堂に会す「パッチワーク・キルト展」が、今月13日(日)まで、旧碓氷郡役所(安中市安中3丁目21−51)で開催されています。多くの観客でにぎわう会場では、組みひもで作ったブローチを胸に付けた講師、生徒らが出迎えてくれました。
会場中央に飾られた作品は、不用になった着物で仕上げた「ミニ着物」をはじめ、帯などを工夫した「タペストリー」「つるしびな」など。一針一針、丹精込めた作品がずらりと展示されており、大作の「ベッドカバー」がひと際目を引きます。このような作品を手がけたのは、講師の清水さんと数10人の生徒さん。生徒の中で、パッチワーク歴13年というKさんに、たくさんの作品をどのように使っているのか聞いてみました。「実は、部屋に飾りきれず、しまっておく作品も多いのですが、全部が1点ものなので譲れない…。中には、色あせてしまう物もあり、ちょっぴり残念」と言います。
ひとつ、ひとつの展示作品は、配色などに個性が出ており、素敵なものばかり。手作りの作品は宝物ですね。なお、同展最終日は13日(日)午後3時までとなっていますので、お近くの方はぜひお出かけください。
取材・文 : ボランティアサポーター トミーサト
【旧碓氷郡役所】
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料 無料